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2019年03月31日

鈴木重子&ウォン・ウィンツァン コンサート 3/23

鈴木重子&ウォン・ウィンツァン コンサート
  
   ~いのちに寄り添い
           いのちを紡ぐ~

鈴木重子&ウォン・ウィンツァン コンサート 3/23
コンサートが、ウォンさんの優しい音色のピアノで始まると、
ざわざわしていたホールは、し~んとして、咳のひとつも聞こえなくなった。
「あっ、これはウォンさん作曲のNHK「こころの時代」のテーマ曲だ!」
生で聴くのは、初めてだったので、嬉しかった。

重子さんが登場して、一曲目の「春が来た」の「は~るが」と歌い始めると、
会場は一瞬にして、なんとも言えない、優しく、ソフトで温かい歌声に包まれた。それはまるで心地よい真綿に包み込まれたような感じとでもいえば良いだろうか。重子ワールドに足を踏み入れた瞬間だ。

「春の小川」「浜辺の歌」など昔から歌いつがれてきた懐かしい日本の歌には、私たちの心の琴線に触れるものが多い。
重子ワールドは、さながら「母なる大地」のよう。
重子さんの歌に聴き入っていたら、子どもの頃からの想い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡って、目頭が熱くなった。

今回のコンサートでは、身体をリラックスさせて、声を出す発声法を重子さんから
伝授して頂き、「普段、まったく歌うことのない私でも、こんなに楽に良い声が出るのか!」と我ながらびっくりした。
早速、その歌い方で、2曲ばかり、さびの部分の練習をしておくことになった。
重子さんが歌う歌の中で、そのさびの部分を一緒に歌う為だ。

そして、いよいよその時が来た。
今か今かと待ち構えていた私たちは、重子さんの合図とともに、すかさず、歌の中に入り、練習の成果で楽にのびのびと出るようになった声を精一杯張り上げて、歌った。
歌い終わると得も言われぬ満足感に満たされ、自然に拍手が沸き起こった。
ステージの上のウォンさんと重子さんに。そして自分たちに。
拍手しながら、お互いの顔を見つめ合い、笑顔笑顔。涙。感動と感謝!

とても素晴らしいコンサートでした。
有難うございました。

重子さんが歌う中島みゆきさんの「糸」
多くの人に感動を与えていました。

「糸」

なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます



Posted by 管理びと at 03:24│Comments(0)
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